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最近小土井の中で株が急上昇しているジョン・ヒューストン監督作品。マッチョですごく気まま、だからこそとても楽しい。ひそやかにマイケル・ケインの若い頃を見て眼の保養にする目的も含まれています。 ドイツ軍の国威高揚のため、ナショナルチームと捕虜収容所の元プロ選手たちをガチンコさせようとした軍部ですが、捕虜達も黙っちゃいない。失った誇りと名誉を取り戻すため、イレブンは打倒ドイツチームを掲げ練習を重ねます。そして最後、舞台は占領下のパリ。熱い戦いが繰り広げられ… 9ラウンドぶっ続けでファイトし、アフガンだろうがミャンマーだろうがナイフと弓で単身乗り込むスタローンも、サッカーのように巧緻な頭脳駆け引きと技術を要する運動はあまり得意ではない様子。サッカーとラグビーの違いも分かっていないような人をチームに入れるのを監督が躊躇するのは当たり前です。そもそも最初からスポーツをまじめにやる気なんてないのです。脱走を繰り返す特殊部隊のスタローンは、今回もチームに入ることで逃げ出す機会をみつけられるのではないかとたくらんでいます。監督兼選手のサ・ーケインもへったくそなスタローンにイライラ。苦肉の策としてゴールキーパーに任命します。 その間にまぁ紆余曲折があってスタローンが脱走したりしてですね(なんでそんなやる気ないんだ)最終目標が、ハーフタイムのさなかにイレブン全員が脱走するという大脱走もどきに変わってですね。 けど結局アレだ、男の意地だなんだと…設定だけ聞いたらあとは心配しなくても読めますね、みなさん。 白熱の試合シーンにおいて、ケインもスタローンも特にサッカーはしてません。する必要ございません。だってあのサッカーの神様ペレをはじめ、当時の有名サッカー選手が根こそぎ出演して必死で戦ってくれてるんだもの。ペレのオーバーヘッドキックは確かにスロー入れて繰り返す価値があるくらいかっこよかった(非常に時代を感じる演出;;)ケインはもう主将らしく怒鳴りながら走り回り、スタローンはキーパーとしてボールを顔にぶつけられて鼻血を出して「大丈夫か?!」「いや、俺は続けるぞ!」とかやってたらそれでよろしい。 映画では非常にさわやかで豪快なオチがつけられていますが、実際にあった「親善」試合は勝利した連合国チームのメンバーは面目をつぶされたとして全員強制収用所へ送り込まれ多くの選手が処刑されたそうです。映画でも骨と皮だけになった選手達が送り込まれてくるシーンがありますが…ニューストン監督の映画に登場する男達は(監督本人も含め!)たいがい大人気ない連中ばかりですが、現実はもっと大人気ないなんて、そんな。 |
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