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『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』(2008)
監督:ベン・ステイラー 出演:ベン・ステイラー ジャック・ブラック ロバート・ダウニーJr 笑いたくてしょうがないのに、廻りのカップルとか男子高校生っぽいのがぴくりとも笑わない…よって上映中はずっと凄い微妙な顔のままひくひく頑張っていたのですが、途中でわりと年配のおじいさんがははは、と明朗に笑ってくれまして(確かベン・ステイラーが水責めにあってるシーンだったと)…上映終了後、駆け寄ってありがとうと言いたかった…そしてその晩はずっと口元とおなかが変な感じだった… とりあえず戦後の戦争映画、特にベトナム戦争系の映画を手当たり次第に5本見てから見に行くことをお勧めします。『プラトーン』がくどすぎる…(笑)あと、アメリカにおいては『地獄の黙示録』は戦争映画というよりは 本編が始まる前に「出演俳優」三人それぞれが主演した最新作の予告がついているのですが、カーク・ラザラスことロバート・ダウニーJrの映画予告に共演者としてトビー・マグワイアが実名で登場していたのに飲んでいた爽健美茶を吹きそうになりました。聖職者達の禁断の愛って何ですかそれは!アイアンマンとスパイダーマン二人揃って何やってるの!そういえばこの二人、『ワンダーボーイズ』で同衾シーン演じてましたね…;;;あとベン・ステイラーのアレはこの前ビデオ化された『シューテム・アップ』を思い出したのは、赤ちゃん連れてたからだろうか… 映画の内容としては、予想できる通りとことん楽屋オチの連続で…多すぎる火薬、何処をどうしたらそれだけ出てくるんだって位の内臓、どうにもこうにもな俳優達に横暴プロデューサー。業を煮やしてブチギレた監督は俳優を戦場に置き去りにしてゲリラ撮影を敢行しようとしますが、あえなく地雷を踏んで爆死します。予告編ではモザイクがかかってましたがバッチリ生首が登場します。(モザイクといえばダウニーが最初のあたりで一瞬全裸で登場するのでかかってましたが、それ以外は容赦なく映します!)というかゲロクチャという擬音を聞いて鳥肌が立った人は見に行かないほうが無難。小土井もアッチ系は弱いのですが…まぁ、これくらいなら耐える!; この手の映画は盛り込まれているパロディを探すのだけでもう十分楽しい…『ランボー』も『プラトーン』も『地獄の黙示録』も『フルメタル・ジャケット』も、あとラストは『戦場にかける橋』?あと、カーク・ラザラスの「you talk'n to me ?」はアレですよね、アレ…(震笑)小土井の知っている戦争映画ってだけでも多くのものをさりげなく。もしかしたら私が穿った見方をしていて、無理やり結び付けているだけなのかもしれないけれど、ここに連想を持ってこられるということは、やはり映画自体が「よくある戦争映画」のパターンをきっちり踏襲しているからで。無論模倣でしかないわけだし、えげつないシモネタも続出していましたが、「演技のアクセルを緩めた」感はちゃんとありました。 過去だけじゃなくて現在にも指針を。ジャック・ブラックなんか「ゼリー・ビーンズ」を除けば殆どセルフパロディなんじゃないかってくらい。黒人ラッパーにアルパ・チーノはやりすぎですよ(笑)…アメリカに行けばピー音がかかりまくりになるであろうラップを歌いながら実はゲイだったとか…ダウニーはダニエル・デイ・ルイスをモチーフにしているとのことですが、アメリカでも黒人に整形する白人というネタは非難轟々だったようで。そんなとこ責めなくても、人種ネタなら全編に渡って山ほどちりばめられているのにね… そうそう、カメオ出演の豪華さも話題を呼んでましたね。トム・クルーズはもうカメオどころじゃない。四文字言葉を連発し踊りまくるハゲとか、最近何か吹っ切れちゃったんでしょうか…暑苦しいほど爽やかな『トップガン』は何処… ニック・ノルティーに切なくなり、マシュー・マコノヒーが美味しく、悔しそうなジョン・ボイドとか…うっかり出ている人がたくさんいます。 もしかしたらアメリカという国の人々は、日本ほど戦争映画に重みを感じていないのかもしれないな…映画は娯楽を理解している通人なのか、ただデリカシーがないだけなのか。そして戦争でおゲレツギャグと聞いたとき一瞬躊躇し、笑うときも笑って良いのかと周りを見渡す私は… 劇場興行はそれほどかもしれませんが、DVDがレンタルされたあたりで見る人も出てくるであろうというお決まりのパターンになるんじゃないかしらん。あ、でも『アイアンマン』が意外と人気あったみたいだから、そこら辺で引っ張れるかな…いやいや… |
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これは色々言いたくなっちゃう面白さでしたよね!!あんまり期待してなかったせいか、すっげーハマっちゃいました。
まさしく「うっかり」はまってしまう面白さですね。私ももっと悲惨な出来を期待していたのですが、悲惨さを逆手にとったような…一人でこっそりゲラゲラ笑いたくなる映画です。
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