Always Look On The Brightside Of Life!
モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン 完全版モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン 完全版
(2008/05/21)
ジョン・クリーズ(納谷吾郎)エリック・アイドル(広川太一郎)

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 グレアムの悲惨な顔は見るとつい笑ってしまうのは何故でしょう?(酷い奴め)

 モンティ・パイソン劇場版二作目にして世界各国で上映禁止が相次いだという問題作。今の時代ですら『ダヴィンチ・コード』があれだけ騒ぎになるヨーロッパですから、30年近く前にキリスト(と似たような運命をたどる男)の話をこれだけ茶化したらそりゃ大問題にもなるわな…でも禁止されたら観にいきたくなるというもの、わざわざ上映している地域までバスで行くなんていうツアーも組まれたそうで(笑)


 この物語、あくまでも「ユダヤ人ブライアン」が、「たまたまキリストと同じような運命を送る」話です。最初の企画では実際にキリストの人生にしようとしていたようですが…
 オープニングのギリアム謹製アニメと曲からして笑っちゃう。「ブライアンは少年になった、××だって掻いちゃう」って、そんな真剣に歌わんでも…

 今回「完全版」だからってことかどうかは知りませんが…頼むからボカシ位入れてよ…グレアムのボールエンバッツ(死)なんて見たく無かったよ…・あと向こうではヘアはOKなんでしょうか?
 おかげでせっかくまたテリーJが脱いでたのにインパクト薄(爆)あと元病人のマイケルがやたらと良い身体でびっくりした(…)



 色情魔的観点はこれくらいにしておくとして。ユダヤの民のレジスタンス組織の抗争話とか、あさま山荘みたいな学生運動っぽくてやっぱり時代的にパロってるんでしょうか。

 「僕はメシアじゃない!」とガクガクしながら叫んでるブライアンですが、何を言ってもついてくる信者たち。宗教っていう存在自体に対する凄い皮肉。そしてあのラストですが、結局宗教は人間にとって不満の捌け口なんだな、と。救世主はその槍玉に挙げられる。
 でも個人的にブライアンの説教(笑)は好きだなぁ。「僕たちは一人一人個人の人間です」とか。この考えはキリスト教的観点から見るとどうなんだろう。


 あとあれだ。自分たちの栄光を無邪気に信じ続けていつまでたっても怠惰なローマ人とやらなきゃいけないことはわかってるのに言葉ばかりで何も行動しない解放戦線のメンバー(役員ばっかり)、動かないのはどっちも同じだけれど本当にダメなのはどっちだ、ってね。そんな世間で暴風が吹き荒れる中、保守的なブライアンの母ちゃんが一番まともに見えてくるってのが怖いです。テリーJのペッパーポット素敵過ぎます。


 パイソンズが作ってるんだからストーリーはとことんナンセンスでブラックだけど、最後エリックの歌う『Always Look On The Brightside Of Life』で全てが救われるって、凄い(あくまで観客のみだけれども)ほんとこれ名曲だと思います。人生の明るいほうだけ見ていこうよ、って。歌詞は著作権の都合上載せたらまずいかと思うので(何せがめつさで有名なエリックだから!けどそこも好きだよ!)省きますが、元気が出てきます。気が楽になります。映画ではもう場面が場面だけに逆に笑えてくるけれど。
 


 一番好きなところは壁の落書きのシーン。ジョンとグレアムの掛け合いが物凄くいい。それと何故宇宙。映画製作前後に公開された『スター・ウォーズ』の影響とみてよろしいか。

テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

【2008/05/25 22:39】 | モンティ・パイソン(仮設) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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